外壁にも屋根材を
2022/09/22
こんにちは(^^♪
屋根工事だけでなく、
雨樋工事や外壁サイディング等
様々な工事が年末まで詰まって参りました。
皆様に感謝申し上げるとともに
より気持ちを引き締めて施工を進めていく所存でございます。
さて、今回はそんな施工先で見つけた
”集合ポスト小屋”
です。
写真を見て頂くとわかりますが
屋根だけではなく、外壁も屋根材で作られております。
この屋根材は
”カラーベスト”と言われるもので
20年ぐらい前には、この屋根材が主流だったそうです。
この屋根材で外壁を張り付けてあるなんて
小屋のような小さい建物でも
滅多にみる機会が無いです。
作りは単純だけど
建物の”基礎”的なつくりはしっかりしてて
小屋と馬鹿に出来ないような
基本がわかるものでした。
骨組みは、木材1本を4隅に立ててあり
屋根を支えるための骨組みを簡略化して
作ってある
その上に屋根材を葺き、外は
屋根材を固定するための板を渡し
そこに打ち付けてある
本当に簡単なつくりなんですが
意外と”丈夫”に出来ています。
また、小さいながらも
”雨樋や竪樋”までつけてあって
作られた方の想いが伝わるものでした。
更に、屋根・外壁塗装もされているようで
屋根材や外壁に使われている屋根材も
割れや欠けもなく、健全です。
”屋根材を外壁の代わりに使う”
というのは、建築士や設計士の方がお住まいの家であったり
屋根を専門に施工する職人さん等
その道に精通しておられる方ぐらいしか
使用されない工法です。
屋根材は、
”直射日光を四六時中受け、雨風に当たり
紫外線の影響をもっとも受けやすい”部分に使われます。
更に、使われている塗装や金属に
”長時間雨を受け続ける耐久力を備えている”
物が使われていることです。
サイディングに比べると耐久性が
”高い”
屋根材ではありますが、
外壁として施工すると
費用
が嵩みます。
屋根材にもよりますが
サイディングの2~3倍
費用が掛かることが多いです。
また、屋根材は
機能に優れているものの
”無骨”といいましょうか・・・・
決して、”おしゃれ”とはいいがたい側面があり
見た目が劣ってしまいます。
その為、屋根材を外壁に使われる前提で
お住まいを設計し、建てないと
見た目にも”ださく”なってしまいます。
しかし、一部こういった形で
外壁を施工されているお住まいもあり
”無骨だけどかっこいい!”
お住まいがあるのも事実。
ですので、こういった建物(小屋)を見ると
”屋根材は屋根だけに使う”
という概念が、変わります。
当社も数えるほどですが
屋根材を外壁として施工しました。
施工には通常とは変わった施工を行いますが
多くは”折板”と呼ばれる
波板状のものを施工することが多いです。
見た目が”洋上コンテナ”のようになり
飲食店、雑貨屋さん、アパレルショップ等の店舗では
見た目にも”かっこいい”建物になります。
また、少ないながら個人様宅でも施工しております。
今回は、屋根材の意外な使われ方を紹介しました。
外壁に屋根材を施工してみたいという
ご興味あるお客様がおられましたら、
ぜひ一度当社へご相談ください<m(_ _)m>
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有限会社カネコ・サービス
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