2級建築施工管理技士(止水面戸)
2023/11/17
2級建築施工管理技士で出題される屋根工事について
わかる範囲で記載していきます。
1次試験の『屋根工事』で過去出題された
止水面戸
についてです。
問 折板葺の棟包みの水下側には、雨水を止めるために止水面戸を用いた
答 ×
(棟包みの水下側ではなく、水上側に取り付けます)
選択問題の1つとして出題されることがあります。
止水面戸とは、
水下側から雨水が吹き込んだ時に、水上側へ水が入ってこないように止める面戸(カバー)
を指します。
また『水下方向』とは、水が落ちていく流れていく方向を指します。
写真でいえば、
『化粧フレーム』と記載がある方向が水下方向となります。
写真は止水面戸(水上面戸、水止面戸、止め面戸と言い方は様々です)の施工例写真です。
問題集や参考書にも、中々記載がされてないので、
この写真のイメージを忘れないようにしてください。
設置場所は写真に記載されているように、水上側、棟の下に施工します。
図の通りです。
また、
『止水面戸を設置後、止水面戸周りにコーキングをしてください』
という注意書きも、この後の記載にあります。
これは、施工した時にどうしても折板屋根と面戸の間に『隙間』が出来てしまうためです。
止水→水を止めるんだから、水下側につけるんだ
というひっかけ問題です。
水を止めてしまえば、屋根上に水がたまるので屋根としての機能を果たさなくなります。
(屋根は雨水をを滞留なく地面へ落とすという役割があります)
少しでも試験に役立てば、幸いです。
当社は折板屋根、横葺き、縦葺き屋根、
さまざまな屋根に対応します。
屋根工事でお困り事がございましたら、
ぜひ当社へご連絡ください。
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