2級建築施工管理技士(変形防止剤)
2023/11/15
2級建築施工管理技士で出題される屋根工事について
わかる範囲で記載していきます。
試験でも、『屋根工事』で出題される可能性がある
変形防止剤
についてです。
問 変形防止剤は、端部へ設け2山ピッチで施工していく
答 ×
正解 3山ピッチ以上で施工していく
実際の屋根でも3山ピッチで施工されていることが殆どです。
写真は、実際に施工されている『変形防止剤』です。
(横にアルミ板を施工してある物です)
・変形防止剤は、折板屋根が風でめくれ上がるのを防ぐ
・ケラバ部分の変形を防ぐ
という役割があります。
『変形防止材はL-30×30×3程度とし、長さは 折板山ピッチの3倍以上(3山ピッチ以上)としてください』
と但し書きがあります。
折板は1枚物を重ねて施工していくため、あまりに長いと風であおられたりするので
変形防止剤をいれて、変形を防ぎます。
一般家庭の屋根では、折板屋根ということはないので、
変形防止剤を施工することはありませんが、
工場やアパートで折板葺きをする場合、比較的大きな屋根で、端部に等間隔で設置します。
少しでも試験に役立てば、幸いです。
----------------------------------------------------------------------
有限会社カネコ・サービス
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台3-1-12
電話番号 : 0120-847-905
FAX番号 : 042-701-0251
----------------------------------------------------------------------