屋根にコケが生える
2022/06/16
こんにちは(^^♪
梅雨に入り、天気が悪いのと気温が極端に低く
長袖の出番となる日もあります。
さて、本日はリフォーム中のお住まいの写真をご紹介。
屋根全体に”コケ”が生えてます。
どこの屋根でも、1日中日当たりが良い等
条件が揃わない限り大半は屋根のどちらか側に
”コケ・藻”が繁茂してます。
なぜ、屋根にコケや藻が生えるのか。
それは、屋根材の”撥水効果(水切れが悪い)”が完全になくなったからに他なりません。
撥水効果が無く、屋根の塗装状態も劣化しているので
屋根に”まとわりつく”ように、雨水が浸み込むのです。
そして、”カビ菌、藻、コケ”の菌は、風によって
地上から上空へ舞い上がります。
そうすると、高い位置にある屋根に落ちます。
撥水性が良かったり、屋根材が比較的傷んでない状態であれば
いずれ、雨水で流され地面に戻るのですが
塗装の劣化、屋根材の劣化により、菌は流されず屋根に残ります。
1つ菌がいれば、そこから次々と胞子が飛び
写真のように”屋根面全面”に繁茂します。
見た目もさることながら、この”屋根の上”を歩くと
”ツルツル”に滑ります。
特に、雨が上がった後などに”普通”に歩くと大変な目にあいます。
実際の屋根材は表面劣化が進んでおり
少し力を加えれば”割れる”状態でした。
当然といえば当然です。
耐用年数が10~15年程度の屋根材ですから
20年以上経過していれば、劣化します。
藻やコケが屋根の一部に見える
という状態を上から見ると、
写真のように広がっている事が大半です。
また旧アナログアンテナ(VHF,UHF)の下は
ポールの劣化による”サビ”が付着していることが大半です。
これも屋根の劣化状態を見る一つの指標になります。
ここまでくると、屋根塗装より
”カバー工法”で仕上げた方が
”長い目で見た”リフォーム料金は安く済みますが
”屋根塗装”をされる方が多いのも事実です。
屋根塗装は建築後10年程度のお住まいに向いてます。
しかし、屋根塗装も10年毎に重ねて塗るのはおススメしません。
せいぜい1回が限度です。
屋根材の劣化が見た目に”隠れている”だけで
塗装をしても、根本的な解決にはなりません。
”お化粧”と変わらないと思います。
若い時は仕事終わりにオールして、仕事前に顔を洗って化粧し直して出社する・・
それでもよかったのに、今はどんなに化粧をしても疲れは隠せない・・といった所でしょうか。
昔は”若さでカバー”出来たのに・・・。
屋根材も同じです。
新しいうちは塗装で十分カバーできる。
ということです。
私の経験談を踏まえたお話しましたが(-_-)zzz
色んな屋根を見てると、自分事のように感じます。
お話は逸れましたが、
屋根塗装にするか、カバー工法にするか
お悩みでしたら、ぜひ一度、ご相談ください。
お客様のご予算に併せた施工を実施します。
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有限会社カネコ・サービス
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